スマイリーキクチさんにご出講いただきました

芸人のスマイリーキクチさんに、人権講演会へ出講いただきました。
インターネット上で、残虐な事件の犯人とされて大変な思いをされた方です。

インターネットは匿名で相手に自分がわからないからと、噂に尾ひれをつけたり、想像で書いて、それが事実として広がっていくことが有ります。
キクチさんに向けられた書き込みの内容は衝撃的で、文面だけではなく、書き込まれた画面そのものを見せられると、自分に向けられたように感じ、恐怖を感じました。
当時のキクチさんはどんなに辛く恐ろしかったでしょうか。

9年に渡り戦ってこられ、特定された書き込んだ人がした言い訳の一部が下記です。

・ネットや本に書かれていた。私はそれに騙されただけ
・デマを書いた人が悪いだけで、私も被害者

只の憂さ晴らしで書き込んでいた人もいて、自分の書き込みがどんなことを引き起こすのか、この画面の先にどれだけの人間がいるのかなどは想像していなかったといいます。

現在はTwitterなど、即時書き込めるツールもありますが、一旦立ち止まって文章を見返す。
興奮しているときは書き込まない。などの配慮が必要だと思います。

今回も子どもさんに是非聴かせたいと、ご一緒された保護者の方もおられたようですが、90分間集中して真剣に聴き、あっという間だったとの感想でした。

ネットいじめは根深く、これからも広がっていく可能性が大きいです。
大人はもちろんですが、児童、生徒の方々にも是非知っておいていただきたい内容です!

人権講演、教育講演などにはぴったりの先生です。
是非ご相談ください。お待ちしています。