経済産業省（通商産業省）に入省し、長い間、国際分野で通商交渉を担当し、日米半導体協議等に携わる。
1989年から3年間、エジプトの「ジェトロ・カイロセンター」に勤務し、日埃の企業連携や砂漠緑化プロジェクトを担当。その後、中東・アフリカの業務に携わる。
また、2012年から2015年までは「日本台湾交流協会 高雄事業所 副所長」を務め、日台の企業連携、日台の知的財産問題、地方自治体交流等に携る。地方自治体との交流では、熊本県、熊本市と高雄市政府とのMOU締結に尽力し、TSMCの熊本進出の足掛かりを作り、日台の知的財産問題に関しては、日台間の経済問題を協議する日台貿易経済会議の知的財産委員会の日本側議長を務め、日台間の課題解決に尽力。
帰国後は中小企業庁国際協力室長として、APEC中小企業大臣会合の事務方首席代表、日ASEAN中小企業会合の日本側議長、OECD中小企業委員会のボードメンバー等により、中小企業の国際化に携る。
中小企業基盤整備機構では、国際交流センターの審議役として、中小企業の国際化、海外展開支援を担当し、海外の機関との連携等に従事。
中小企業政策では、国際化以外に、中小企業庁金融課に在籍し、中小企業の金融政策の要の信用保証を担当し、リーマンショック時に特別保証制度の創設に携わり、多くの中小企業を支援し、感謝された。
経済産業省を退官後は、今までの経験を活かして、千葉商科大学大学院の客員教授として、将来の経営者や中小企業診断士の育成に携わる。