手嶋龍一 てしまりゅういち
略歴
NHKの政治部記者として首相官邸、外務省、自民党を担当。その後、ワシントン特派員としてアメリカに赴任し、冷戦の終焉に立ち会う。湾岸戦争では最前線へ。その後、ハーバード大学CFIA・国際問題研究センターに招聘される。続いてボン支局長を経てワシントン支局長を8年間にわたって務める。この間、ブッシュ大統領をはじめ、重要閣僚の単独インタビューを数多くこなした。01年9.11の同時多発テロ事件に際しては、11日間の昼夜連続の中継放送を担い、冷静で的確な報告で視聴者の圧倒的な支持を得た。05年NHKから独立し、日本で初めてのインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表。姉妹篇『スギハラ・ダラー』とあわせて50万部の大ヒットに。『たそがれゆく日米同盟』、『外交敗戦』、『インテリジェンスの賢者たち』は新潮文庫のロングセラーとして読み継がれている。2011年12月に新潮社より大型ノンフィクション『ブラック・スワン降臨』を上梓。2012年11月、『動乱のインテリジェンス』(佐藤優共著、新潮新書)が緊急出版された。また、慶応義塾大学教授として後進の指導にも積極的に取り組んでいる。
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