渡邉吉之 わたなべよしゆき

略歴

1951年横浜市生まれ。

防衛大学校航空工学(航空機設計)専攻卒業後、航空自衛隊へ入隊し、パイロットコースに入校。約3年間で小型プロペラ機から始めてジェット練習機まで訓練。

その後戦闘機(F-4EJの機種転換課程を経て、第8航空団(福岡県築城基地)に配属されF-4EJによる対領空侵犯措置(スクランブル)任務実施。相手は当時のソ連、中国、その他合計昼夜約100回に及ぶ。この間、航空自衛隊全幹部課程卒や米空軍戦技課程(FighterWeapon 米海軍はTopGunと呼んでいる)を卒業。

その後、飛行開発実験団(岐阜基地)に転勤し、飛行試験操縦士課程(TPC)を卒業後、同基地でF-15J戦闘機などのテストパイロット及び試験飛行操縦士課程の教官として勤務し、各種航空機や装備品の飛行試験及び各メーカーへのアドバイス等を実施、航空自衛隊勤務は合計約15年になる。

1990年、F-2支援戦闘機の開発のために三菱重工業に移籍し、新製機や修理機のテストフライトを担当。またFSX設計チームに所属し、設計全体への改善等アドバイスを実施。1995年、F-2の初フライトを担当し成功させる。

その後、同社の戦闘機の生産拠点である小牧南工場の工場長などを務める。三菱重工は約22年勤務。

平成20年度日本航空機操縦士協会協会表彰受賞。操縦経験機種は日米各種戦闘機のほか グライダー、軽飛行機 ビジネス機、練習機、大型輸送機、ヘリコプターなど30機種以上に及ぶ。総飛行時間約5,000時間。

三菱重工定年後は、名古屋菱重興産株式会社で、取締役CSR室長。その後、MHI-F&P(三菱重工工場管理会社)で、総務部副部長。MH-PEC(三菱重工系建設会社)で、中部建設事業部プロジェクト管理主幹。三菱重工子会社勤務は合計約8年。

現職は、航空機製造会社の特別顧問で設計等への助言、建設会社の相談役では建設現場への支援及び助言を行う。


著書:「戦闘機パイロットの世界」、「零戦神話の虚像と真実」など


講演テーマ

著書・出版物

「戦闘機パイロットの世界」、「零戦神話の虚像と真実」など

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