中学卒業とともに家具職人の道に入り、注文家具メーカーで厳しい経験を積む。2社目では
働きながら、桑沢デザイン研究所の夜間クラスに通学。その後、大手デパートの木工部門に
勤務する。1971年㈲秋山木工を設立し、代表取締役に就任。秋山木工の特注家具は、迎賓館や国会議事堂、宮内庁、有名ホテル、美術館などで使われている。若手職人を育てる独特の研修制度でも注目されており、技術力より人間性を重視するその人材育成法を学ぼうと国内はもちろん、中国、ロシアなど海外からも多くの見学者が訪れ、テレビや雑誌の取材も多い。

「丁稚のすすめ　夢を実現できる、日本伝統の働き方」（幻冬舎）
「一流を育てる　秋山木工の職人の心得」（元気が出る本　出版部）