与田剛 よだつよし

略歴

1965年12月4日福岡生まれ。千葉県出身。
木更津中央高校(現・木更津総合高校―亜細亜大学―NTT東京を経て、1990年、ドラフト1位で中日に入団。150キロを超える剛速球を武器に鮮烈デビュー。157キロの日本最速記録をマークし、新人投手初のオールスターファン投票1位に。この年の最優秀新人賞と最優秀救援投手賞を獲得。
1996年6月、千葉ロッテのトレードで移籍し、直後に大リーグ2Aメンフィスチックスに野球留学。
1998年、日本ハムにテスト入団。再起をかけ、右肘を手術。リハビリの末、1999年10月、1620日ぶりに一軍のマウンドに立ち、感動を呼んだ。
2000年、野村監督の下、阪神にテスト入団。34歳の挑戦は“リストラの星”と呼ばれ、共感を得た。
2001年からNHK解説者としてメジャーリーグ放送を中心に活躍し、オールスター、ワールドシリーズ
などの解説を担当。
2009年には、WBCで原ジャパンのピッチングコーチを務め、世界一となり紫綬褒章を受章。
同年4月よりNHK『サンデースポーツ』メインキャスターを2年間務める。
2013年3月のWBCでは再び、侍ジャパンのピッチングコーチを務め、2016年から楽天の投手コーチとして15年ぶりに現場復帰。2019年より中日ドラゴンズの監督に就任。

○最優秀新人賞(1990年)
○最優秀救援投手賞(1990年)
○紫綬褒章(2009年)

講演テーマ

ドラフト1位で中日に入団し157キロの日本記録、オールスターファン投票1位を獲得。最優秀新人賞と最優秀救援投手賞を受賞。しかし、その後は手術、トレード、自由契約、テスト入団を経験。正に栄光と挫折の与田のプロ野球人生。プロ入りを支えてくれた指導者、プロ野球界で出会った個性的な監督たち、そして、2度のWBCコーチとしての経験をもとに目指すべきリーダー論について語ります。
ドラフト1位で中日に入団し157キロのスピード日本記録、新人投手初のオールスターファン投票1位、最優秀新人賞と最優秀救援投手賞を受賞するなど華々しいスタートを切った与田のプロ野球人生。しかし、その後は手術やトレード、自由契約など苦しいシーズンが続く。どのようにモチベーションを保ち、プロとして過ごしてきたのか、また引退後、解説者としてどのような視点を持ってプロ野球界を見ているのか、など様々な角度から話します。

著書・出版物

『山本昌 レジェンドの秘密~50歳現役投手に学ぶ心と体の整え方~』自由国民社2015年11月
『中継ぎ力~リストラ社会ニッポンの新しい生き方』 ワニブックス2010年2月
『一流力~サムライジャパン勝利の理由~』 双葉社 2009年7月
『与田剛のメジャーリーグ剛球解説』 NTT出版 2008年
『トッププロに学ぶ野球上達テクニックピッチング』 成美堂出版 2007年
『消えた剛速球~157キロで駆け抜けた直球人生~』 KKベストセラーズ 2001年

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