過日、社会福祉協議会主催の講演会で、岩崎順子さんに講演いただきました。
明るいお人柄に甘え、お控室でついつい長話をしてしまい反省しつつ迎えた本番は、聴講者の方と会話などもしながら和やかな雰囲気で進みました。
旦那様の突然の発病。
遠方に住んでいる旦那様のご両親への報告と、ご両親からの気遣いの言葉。
温厚な性格なのに壁をボコボコにしてしまうほど辛く悔しい思いをしながら、子どもさん達とは大笑いしながら最後の旅行をされたこと。
癌の数値が上がるにつれて動けなくなる旦那様を、岩崎さんのお姉さんご夫婦も一緒に支えてくれたこと。
最期の日、次男がある発見をして、長男、長女と一緒に亡くなった父親に寄り添って遊んだこと。
様々なお話をしてくださいました。
聴かれる方によって、その立場ごとに感じることが違うのではないか、と思いました。
私は今子育て中ですので、母親の立場で、子ども達の切ない気持ちを思いましたし、実際に大切な方を亡くされた方は順子先生の気持ちを思い遣っておられたようです。
当たり前と思っている、息をすること、食べること、話すこと、ふれあうこと、歩くこと、お風呂に入ること。
それが出来ること、心臓が動いていてくれることに感謝。
そして命をくれた人に感謝する時間になると思います。
全国を飛び回り、1000回近い講演を行ってこられた順子先生のご講演を検討の際は、是非私どもにお声掛けくださいね。
お待ちしています。